2018年6月21日木曜日

猿 Маймуна 2016


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ブルガリア映画、コツェフーショショ監督、93分。

異母姉妹、姉は十代後半で妹は十代前半で仲が良い。その父親が倒れ、昏睡状態に陥る。活発な妹は毎日、父親の見舞いに行き、何とか父親の目を覚まそうと色々やる。姉はその現実を認めたくなく、恋人といつもいる。

学校に少し変わった、若い教師がいる。教師の部屋を、隣の建物から姉妹は見て、女装趣味と知る。これを黒板に書き、二人は母親同伴で校長室に呼ばれる。退学を命じられる。
映画は父親が元気だった昔の場面に戻ったりする。以前、猿を愛玩動物として買ってくれた。動物園においていたのだが、いなくなる。実は子供たちが盗み、屋根裏で飼っていたのだ。

妹は家でオペラのレコードをかけると父親が嫌がることを思い出し、レコードプレーヤーを病室へ持ってくる。レコードをかけると父親が起きるのではないかとの期待である。部屋の医療機器に影響を与え、医師が飛んでくる。父親はもう少しで死ぬところだったと言われる。
最後に妹はこれを思い出し決断する。姉は勝手に読んだ文で教師の秘密を知り、教師と話す。
最後は幻想的に父親と再会する。

レコードプレーヤーでCDのそれでない。これは話の必要上そうしたのか、まだブルガリアではレコードプレーヤーが珍しくないのか、不明である。
少女たちの成長を描いた映画であろうが、十分理解できたかどうか。

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