2018年6月21日木曜日

アイランド Островът 2011


 「Островът 2011」の画像検索結果
ブルガリア映画、カーレフ監督、95分。

結婚はしていないが、関係のある男女が外国旅行へ行く。空港に着いてから男は行き先がブルガリアと聞き、嫌がる。それでも現地に着く。男がブルガリア語を話すので女は驚く。ここで育ったのだと男は答える。彼が知っている島へ行く。離れ小島である。ろくに設備もなく、いやらしい男たちもいて女は楽しめない。男はその島である女を見つける。その女を追う。帰る予定の日、いきなり男はもう一日いると言い出す。その後も恋人の女が帰る約束をとりつけた日も起こさなく、船は出てしまう。
怒る恋人に男は説明する。ここの島で見つけた女は自分の母親だと。驚く女、ブルガリアへ行こうと言い出したのは自分なのに、なぜそこの島で母親に会うようなことが起こるのか。男は説明する。(聞いていてもよく分からなかった。)

女は一人で先に帰る。男はしばらく島にいたのち帰る。帰った場所でテレビ番組のオーディションをしている。飛び込みで参加、躁病のような感じでトシコと名乗り、合格する。テレビの人気者となる。それを恋人が見つけ、テレビ局へ行く。彼女は妊娠していた。会いたければテレビに出てくれ、と局の者に言われ承諾する。恋人といたいからと彼女は答える。
最後は自転車による、道路上の競走の場面。多くの自転車が発走する中、男もいる。それを女が赤ん坊を抱いてみている。

主人公の男がスティーヴ・ブシェミによく似ており、映画中それだけ気になった。全くどこがいいのか、後半、島から帰ってからはただただ面白くない。
国立FAでの上映の前に、監督の挨拶があった。満席になっているので感激したようだ。今回のEUフィルムデーズ企画の中で満席になったのは、自分が来た限りでは初めてであった。そして最低の出来としか思えなかった。これをつまらなく思ったため、その次の回に予定されていた同じ監督の映画は観る気が起きず、帰ってしまった。もしかしたら面白い映画だったかもしれない。

訳が不明、面白くないと思った映画の良い所を捜す気は自分にはもうない。そういうことが好きな人に任せておく。

0 件のコメント:

コメントを投稿