2014年10月27日月曜日

雲晴れて愛は輝く Paid to Love 1927

ハワード・ホークス監督の無声映画である。恋愛喜劇というか、西洋映画で良くある話である。



 欧州の小王国へアメリカの銀行家が融資のためやってくる。国の経済を活性化する必要がある。同国の皇太子は堅物というか女に興味がない。女に興味を持たせ結婚して国を富ませようとする(話が十分つながらない、記憶違いかも)。国王は米人の銀行家とパリへ出かけ皇太子を誘惑する役の女芸人を見つける。その彼女が王国に来る。宮殿に向かう途中、皇太子に遭遇する。お互いに身分や用向きを知らずに好意を持ち合う。遊び人の従兄の王子が仕組んで、なり替わり女に会って皇太子と思わせる。純粋に恋した皇太子は結婚を申し込む。王子はふざけたことを明かし、女も身分違いで結婚できるはずもないとパリへ帰る。女が忘れられない皇太子は国王に彼女を貴族にしてもらい、会いにパリの店まで行く。

喜劇のお決まりである、勝手に勘違いしてそれが発展していくとか、王子と庶民の娘との身分違いの恋の問題とかがあり、その他細かいところで様々な工夫がこらしてある。邦題もいかにも古き無声映画ならではのものである。

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