2014年10月28日火曜日

真昼の暴動 Brute Force 1947

ジュールズ・ダッシン監督、バート・ランカスター主演、白黒映画。刑務所の暴動を扱う。



 舞台となる刑務所では受刑者に対し過酷な作業や管理側による虐待が行われている。特に看守長は嫌われていた。作業で死者が出るほどであり一時出所の見込みも少ない。主人公は病気の恋人が心配である。また同室の仲間も夫々恋人との思い出がある。恋人たちとの回想シーンは刑務所を舞台にした映画としては特色。脱獄を企て準備する。実はこの計画は密告者により看守長に知られており、刑務所側は待ち構えていた。

 刑務所脱獄を扱った映画は多い。これも大まかな荒筋はそれほど大差ない。有名なアルカトラズ監獄で前年に暴動があり、それに触発されているそうだ。ドキュメンタリー的で非常に迫力ある出来となっている。

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