2025年5月23日金曜日

ウィッカーマン The wicker man 1973

ロビン・ハーディ監督、英、88分。スコットランド西にある孤島に警官が水上飛行機でやってくる。この島で少女が行方不明になったと連絡がきた。その捜索だと言って写真を見せるが島民は誰もその少女を知らないと言う。

この島ではキリスト教でなく、古代の原始宗教が信じられている。警官はキリスト教徒でこの島の宗教や慣行を非難する。領主に会いに行く。行方不明で島民が知らぬ存ぜぬと言っている少女の墓が見つかったので、発掘の許可をもらう。墓を掘ったら棺桶の中には兎の死骸があっただけだった。警官は各家庭に乗り込み、捜索を続けるが見つからない。五月祭がある。水上飛行機が故障してこの島に留まらざるを得ない。

警官は五月祭の仮装の人物になりすまし、祭りに参加した。生贄として行方不明になっていた少女が現れる。警官は少女を保護しようと、一緒に逃げる。しかし少女が連れて来た所には領主を初め、島民がいた。実は生贄は少女でなく、警官だったのである。これまでそのための芝居を島を挙げてしてきたのである。警官は木を集めて作った巨大な人形に入れられ、人形ごと火炙りに処せられる。

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