2025年5月3日土曜日

けものみち 昭和40年

須川栄三監督、東宝、140分、白黒映画、池内淳子主演。松本清張の小説の映画化である。

池内は料亭の女中をしていたが、池部良から誘われ、別の仕事をするようになる。その前に病気で寝ている夫が邪魔なので、火事を起こし死なせる。池部の紹介による仕事とは、寝たきりになっている、政治家に多大な影響を及ぼす老人(小沢栄太郎)の世話であった。小林桂樹扮する刑事は池内の夫の死に疑問を抱いている。池内の仕業ではないかと疑う。池内は小沢の庇護のもと、池部を慕っている。小林は池内が関係している小沢についても探ろうとする。しかし小林は小沢側からの手回しで警察を首になる。なおも調べようとしたので、闇に葬り去られる。

小沢が死んだ。これで勢力関係は一変する。池内は何もないまま放り出された格好になる。池部についていくが、風呂に入っているとガソリンをかけられ火あぶりで殺される。

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