並木鏡太郎監督、新東宝、80分、白黒映画、池内淳子主演。池内はダンスの学校に通っている。ある監督の目に留まり、映画の主演に抜擢される。しかしその主役をする予定だった女、池内に恋人が心を移された女など3人は池内をひどく憎む。ピクニックに行った際、池内を後ろから押して転落させ、顔にひどい傷を負わせる。
池内は母親との家庭で、借金取りに追われ池内の映画の出演に期待していたが、映画主演が無理になり、借金のかたに家中の物を持っていかれる。病院を抜け出した池内は帰宅すると、家は空っぽで母親は自殺していた。母の遺書に従い、山中に住む一族である老婆を訪ねる。その老婆によって池内は自分が突き落とされたと知る。
老婆は妖術で池内の顔の傷は治すが、容貌魁偉の化け物に変身させる。池内は新人のスターとして新しい名前でデビューする。犯人の女らは池内に似ているので驚く。この後、池内は化け物として自分を落とした女たちに復讐していく。ただ最後の時に猟銃で撃たれ、何とか逃げるが池に倒れ元の顔に戻って死ぬ。それを池内の元恋人は見ていた。
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