2025年5月6日火曜日

十代 恵子の場合 昭和54年

内藤誠監督、東映、80分、森下愛子主演。森下は高校2年で受験勉強をしている。父親が家を顧みず、家庭内の雰囲気は良くない。誘われて喫茶店に出入りし、そこの不良生徒と知り合いになる。

ある日暴力団が森下に乱暴を働こうとした時、その兄貴分に助けられる。森下はその兄貴と付き合うようになる。兄貴分の元からの恋人から乱暴される。後に兄貴から迫られ関係を持つ。兄貴が森下を連れていると、兄貴のそのまた兄貴に当たる者から目を付けられ、森下は乱暴される。森下は妊娠する。病院で堕ろす。兄貴はそのまた兄貴を切り付け、組から逃げるため、森下を連れて田舎に行く。森下の実家ではやくざが来て隣近所に聞こえがしに怒鳴りつける。森下は逃げた先の田舎でトルコに勤める。また兄貴から薬を注射される。兄貴は一旦東京に帰るが、その際に組の者に殺される。

田舎で待っていた森下は、薬で倒れ、たまたま東京の時に知り合った若い男が居合わせ、助けてもらい薬の治療を受ける。何日かして目が覚め、助けられたと知るが、兄貴が東京で刺されたという新聞記事を目にし、気を失う。後に定時制の高校に復帰したと出て、それで幕。

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