アキ・カウリスマキ監督、芬蘭、97分。溶接工をしていた男はならず者たちに殴られ、記憶を失ってしまう。貧しいが親切な一家に助けられる。職安に行っても自分の名前すら思い出せないので相手にされない。救世軍の仕事をするようになる。そこの女と相思の仲になる。
手先が器用な男は捨てられていたジュークボックスを直す。救世軍のバンドにジュークボックスの音楽を聞かせ、色んな音楽を演奏できるようにさせる。これで救世軍バンドは広く聴衆を集め、男はその管理者となる。銀行に行って口座を開こうとした時、銃を持った男が来て銀行から大金を出させる。行員と男は金庫室に閉じ込められる。後に助けられ、話題になる。あの銀行強盗が男をつけて会い、事情を話す。会社の経営をしていたが銀行に口座を差し押さえられ、取り戻しに行ったのだと。元の従業員に払う給料を代わりに渡してくれと男に頼む。男はそれを果たす。
男が巻き込まれた銀行強盗が新聞記事になり、それを読んだ実の妻から連絡がある。そこに戻る。夫婦仲は悪かったと分かる。離婚届が認められたと男に話す。元妻は好きな男と暮らしていた。元妻と男に別れを告げ、元の場所に戻る。救世軍の女と再会する。
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