アニエス・ヴァルダ監督、仏、80分、白黒映画。寂れた漁村が舞台。ある一家に検査員二人がやってくる。違法の漁をしていないかという調べなのだが、主人は怒って追い返してしまうところから映画は始まる。
この漁村の出身の男が数日前から久しぶりに帰っていた。その妻が後からやってくる。パリの女である。男たちは珍しそうに女を眺める。男と女は4年前から夫婦なのだが、倦怠期に陥っている。女は男に離婚すべきかどうかの相談に来たのである。漁村を背景として男と女の哲学的な会話が続く。船に乗って槍で相手側を倒す競技があって夫婦で観ている。背景は街である。漁村から来たのであろう。長々と会話し、結果的には離婚しそうもないように見える。祭りが最後の場面でダンスを村の人々が盛大にやる。
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