2015年3月7日土曜日

ボンベイ 1995年

インドのマニラトナム監督による総天然色映画。ヒンズー、回教の対立に翻弄される男女とその家族を描く。142分の映画。


田舎で若い男女の恋が始まる。しかし男の家はヒンズー教徒、女の家は回教徒で、ともに親が結婚を許さない。男はボンベイへ去る。女もそれを追う。二人はボンベイで結婚する。双子の男の子が生まれる。6年ほど経って、二人の両親がたまたま時を同じくしてボンベイの子供の家を訪れる。鉢合わせした老人たちはばつが悪いが、孫が可愛くしょうがない。

ボンベイでヒンズー教徒と回教徒の衝突が起こる。その暴動により老夫婦たちは災難に会い、親子は離れ離れになる。このボンベイの暴動が後半のやまとなっている。

宗教の対立で、つまり親の都合で子供が結婚できない状況、よくある設定である。後半のボンベイ騒動も宗教対立によっている。やや型にはまってる感じもしないでないが、見せ場はふんだんに作ってある映画。

0 件のコメント:

コメントを投稿