2025年7月17日木曜日

第十一号監房の暴動 Riot in the cell block 11 1954

ドン・シーゲル監督、米、80分、白黒映画。刑務所での暴動を描く映画。某刑務所で第11号監房の囚人たちが複数の刑務官を捕える。刑務所長に待遇改善を訴える。刑務所長は以前より上に対し、刑務所の改善を要望していたが、予算や人員がないまま来ていた。

刑務所組織の長官が来て、強硬な手段をとるよう所長に言う。長官は囚人らと対面した時にナイフを投げつけられ、負傷した。他の監房でも暴動が起きる。刑務所側は州の警察組織に出動を要請する。警察が囚人らに催涙ガスを撃つ。一人の囚人は死亡した。囚人らは囚人を殺すなら捕えている刑務官を殺すと脅していた。囚人の代表が改善案を書き、広く知らせるため報道機関も呼ぶよう要望する。改善要求を受け入れるかどうかは所長の判断だけではできず、知事の同意も必要と言われる。

最終的に知事は同意し、捕まっていた刑務官たちは解放される。囚人たちの要求が通ったのは新聞でも報道された。しかしその後、首謀者の囚人は裁判にかけられることになり、30年の刑が下されるだろうと所長から告げられる。

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