2025年7月8日火曜日

女は二度生まれる 昭和36年

川島雄三監督、大映、99分、若尾文子主演。若尾は芸者である。山茶花究や山村聡といった馴染みの客がいる。寿司屋の板前のフランキー堺と好き合っている。その他、大学生の藤岡潤に時々、道で会い、惹かれている。若尾は芸者を辞め、バーに勤めるようになる。

山村の二号となり、アパート暮らしをする。山村が病気で入院すると妻子に隠れて見舞いに行く。山村が死ぬと山村の妻がやってきて指輪を返せとか百万円渡したろうとか、意味不明な文句を言うので喧嘩になる。社会人になった藤岡が客としてやってきて喜ぶが、自分に客の相手になってくれと言われがっかりする。

映画館で知り合った少年と信州に旅行に行く。列車の中で、結婚したフランキー堺が妻子を連れているのに出くわす。少年を好きなところに行かせてやり、若尾は一人で駅で佇む。

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