レスリー・アーリス監督、英、白黒映画。競売場で偶然出会った男女は惹かれ合うが、過去に映画は戻る。19世紀の寄宿女学校で女王のようにふるまっていたクラリッサは、教師になる予定でやってきた孤児のへスターを好きになる。そのへスターは軍人と駆け落ちして学校を去る。
クラリッサは卒業後、ジェームズ・メイソン演じる貴族と結婚する。メイソンは冷たい男だった。あのへスターに再会する。駆け落ちの相手に捨てられ、今は女優をしている。へスターと連れの俳優その他をやっている若い男がいる。クラリッサはへスターを自分の子供の家庭教師にして自宅に招く。メイスンとへスターは惹かれ合う。またクラリッサは連れの若い男と惹かれ合う。若い男は西インド諸島に不動産があり、そこに行こうとする。クラリッサは連れていくよう頼むが危険なので後から呼ぶと言う。
へスターはクラリッサを追い出し、自分がメイスンと結婚して後釜に座ろうとしていた。クラリッサが付いて行かなかったので、へスターはクラリッサを病気にさせ嵐の寒い夜、窓を開け放してクラリッサを死なせる。これでメイスンと結婚できるかとへスターは思ったが、嵐の夜の出来事を外の木から召使の子供が見ていた。真相を知ったメイスンはへスターを打擲する。現代に戻り、若い男は西インドに渡った男の子孫であり、若い女はクラリッサの子孫であった。二人は結ばれるであろう。
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