シェーストレーム監督、瑞典、93分、無声映画、ラーゲルレーヴの『幻の馬車』の映画化。大晦日の夜、救世軍に勤める若い女は死の床にあった。気にかかっていた男、デヴィッドを呼んでくれと頼む。デヴィッドは仲間と外で酒を飲んでいてふとした喧嘩で死ぬ。去年死んだ男の霊が、大晦日に死んだ者は一年間、死者の霊を集める馬車の御者をしなければならないと教える。その役がデヴィッドになる。
デヴィッドは放蕩者で、家族にもつらくあたっていた。死んだデヴィッドの霊は死の床にある若い娘の元に行く。娘はデヴィッドのために祈って死ぬ。デヴィッドの霊は我が家に行く。絶望した妻は自殺しようとしていた。デヴィッドの霊は妻には見えない。しかし奇蹟が起こり、デヴィッドは生き返り家族を抱きしめる。
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