2025年6月24日火曜日

機動捜査班 昭和36年

小杉勇監督、日活、67分、白黒映画。覆面パトカーで街を回っている捜査班。キャバレーで暴力団の男が外から銃で撃たれる。担ぎ込まれた病院から逃げ出す。警察は暴力団同士の戦いであろうと推察する。

刑務所から釈放された男(内田良平)は一緒に出た丹波哲郎と共に妹のいる家に帰る。元いた暴力団に行くと今は勢力が落ちているらしい。病院から逃げ出した男もここの団員である。丹波がここで働きたいと言う。丹波は相手方の暴力団のところに行っても同様に、入れてもらいたいと言う。

相手方の暴力団は麻薬を扱っている男を捕まえる。ある会社の人間で、そこの会社に乗り込み、麻薬売買に関与し金をせしめようとする。最初に捕まえた会社員を殺す。警察は死体の銃弾から、暴力団が撃たれた際の物と同じと知る。暴力団はチンピラに罪を着せようと殺し、自殺に見せかけようとした。暴力団同士の対決が決まった。丹波は暴力団、警察に通報し、両者を衝突させようとしていた。警察は待機し銃撃が始まった時点で介入し、双方現行犯で逮捕する。これで暴力団は共に壊滅し、漁夫の利を得ようとしていた丹波も、双方から通報されており、警察に捕まる。

0 件のコメント:

コメントを投稿