2019年4月27日土曜日

ギャング対Gメン 昭和37年

深作欣二監督、東映、総天然色、82分。
ギャングをやっつけるため、元やくざが警察の手先となりギャングに対抗する。

今は堅気になって運送屋を営む鶴田浩二、相手は佐久間良子である。そこへなじみの老刑事が来る。ギャングの会社に張り込ませた警察官が何人も殺された。やくざに戻ってその会社を探ってくれないかと刑事は頼む。鶴田は断る。しかしその会社にひどい目に会っている者たちを見て、刑事の頼みを聞き入れる。七人の侍なみに、なじみのやくざ者を集める。鶴田の弟である千葉真一が帰ってくる。仲間に入れてくれと頼むが鶴田は聞き入れない。千葉はこっそり相手側の会社に入り込む。

丹波哲郎が率いる相手の会社は密造酒を作っている。その輸送経路を鶴田の仲間たちは探る。ようやくわかり丹波らを痛い目に会わせる。丹波は佐久間を攫い暴力を働く。丹波と鶴田の対決の場面では、見破られた千葉が縛り付けられたまま射殺される。
その後は爆破されそうになって、からくも逃れた鶴田一派は、丹波らとお決まりの銃撃戦をやる。丹波は爆発でお陀仏になる。

Gメンという言葉は懐かしい。そういう名のアメリカ製テレビドラマがあった。本作もアメリカテレビ番組アンタッチャブルを下敷きにしている。そのため密造酒売買など日本では聞かない話になっている。初期の深作映画でむやみに銃撃戦が出てくるのは、ウィキペディアによると岡田茂社長の命だったらしい。ということは当時の観客は銃撃戦を好んでいたというわけである。どうせ作り話だから有り得ない派手な銃の打ち合いを楽しんでいたのか。
なお歌手の沢たまきが、丹波の経営するバーで歌を歌って台詞もありこれも懐かしい。

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