2020年5月16日土曜日

2000人の狂人 Two thousand maniacs! 1964

ハーシェル・ゴードン・ルイス監督による残酷映画、スプラッターというかゴア映画の古典。86分、総天然色映画。

車で南部に向かう若者たち4人、標識を変えられてある町に着く。これに続いて2人の男女の車も同様に着く。
いかにもアメリカ人らしい、村人たちの熱狂的な歓迎を受ける。村の祭りの客だと。訝しげにホテルに行く。後の2人の男女も同様の歓迎を受ける。
この町は実は百年前の南北戦争当時、北軍に住民が皆殺しされた。その亡霊たちが復讐で北部人を血祭に挙げる。
斧で腕を切断される、脚を馬につながれ引き抜かれる、釘だらけの樽に入れられ、転がされる等々の残虐な殺され方をされる。からくも逃れた男女2人は警察に行くが信じてもらえない。百年前の惨事を聞かされる。

1960年代の映画なので、いかにも殺し方が安っぽい、明らかに残酷さ加減が嘘っぽい。それがかえって最近の映画にない不気味さかもしれない。

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