2015年1月17日土曜日

快傑黒頭巾 昭和33年

高垣眸原作の小説を戦後、大友柳太朗主演で9作撮影した。これは7作目で初の総天然色映画。監督は松村昌治。

普段は普通の町人でいるが、変装して正義の味方となるお馴染みのパターン。ここで主人公は長屋に住む占い師及びその弟に成りすましている。変装すると黒頭巾で白馬にまたがり二丁拳銃をぶっ放す。

話は西洋の新式銃の設計図を巡る討幕派と幕府間の奪い合いが筋。この設計図を解読するため蘭学者(志村喬)が必要であり幕府方は誘拐する。その同僚の子供、3姉弟の真ん中の男の子を松島トモ子が演じる。彼女が劇中快傑黒頭巾の歌をうたう。

いかにも昭和30年代前半あたりに、テレビでやっていた子供向けの番組の映画版。
こういう映画で客を呼べた古き良き時代が懐かしい。

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