2021年8月23日月曜日

見知らぬ乗客 Strangers on a train 1951

ヒッチコック監督、米、101分。

有名なテニス選手が列車でおかしな男に出会う。良く喋り相手が有名なので知り合いたいのかと思っていると、とんでもないことを言いだす。テニス選手は今の妻と仲が良くなく、上院議員の娘と一緒になりたがっている。この辺りの事情を相手は良く知っており、自分は父親を憎んでいる、それで交換殺人をしようと提案するのである。つまりその男が、選手の今の妻を殺すから代わりに自分の父親を殺してくれと言い出すのである。選手は呆れ、相手にせず列車から降りる。妻と会う。もう好き合っていないが、選手が有名になり離婚する気はなくなっている。列車の男は勝手にその妻を殺してしまう。その後、選手に今度はお前の番だと脅迫するのである。恋人に事情を話す。警察は選手を容疑者の一人として見張っている。妻を殺した際の証拠品の件で、男と選手は遊園地で会う約束をする。最後は回転木馬で男と選手のもみ合いがあり、急ブレーキで止めた回転木馬が壊れる。

交換殺人などあるだろうかと、そもそもの事件の枠組みに疑問を持ってしまった。

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