2021年8月7日土曜日

101匹わんちゃん 101 Dalmations 1961

ドディー・スミス監督、米、79分、ディズニーの漫画映画。

日本公開当時は『101匹わんちゃん大行進』という題であった。舞台はロンドン。ダルメシアンの雄の語り手は自分の主人である作曲家の、配偶者候補を窓から眺めて捜している。どの女も犬を連れている。お眼鏡にかなった若い女はこれまた魅力的な雌のダルメシアンを連れていた。公園で二人が出会う機会をつくる。後めでたく二人は結婚し、ダルメシアン同士も一緒になる。15匹の子犬が産まれる。若い夫婦の知り合い(親戚?)のクルエラという婦人がやって来る。毛皮のコートに身を包み、毛皮をこよなく愛している。子犬が産まれたというので、欲しいと言い出す。毛皮を作るためという。夫婦は断る。怒ったクルエラは帰る。数日後、子犬たちが行方不明になる。警察等で捜しても分からない。犬夫婦は仲間の犬やその他動物に救助を呼びかける。雄の吠え声は遠くまで伝わっていき、ある屋敷が怪しいと分かった。その屋敷を調べると実の多くのダルメシアンがいた。15匹のきょうだい以外に他から盗まれてきたのである。この屋敷の犬たちはあのクルエラが悪党によって集められ、毛皮を作る材料にされるところだった。早速遠くロンドンまで吠え声で犬夫婦に知らせる。雪の中夫婦はやってくる。夫婦して犬たちを助け出し、逃げる。悪党二人はあわてて追いかけ、また気が付いたクルエラも車で追う。逃げる101匹の犬と悪党、クルエラの追っかけごっこがある。最後には主人の若夫婦の家に101匹の犬たちは着く。主人らは大喜びし、田舎に引っ越そうと言う。

60年も昔の映画なので今ならこうはしないだろうというところが目につく。若い作曲家もクルエラも煙草を吸っている。クルエラは毛皮女のいでたちで、子犬の皮を使って毛皮を作ろうと、残酷極まる計画を立てる。動物たちの協力によって、可愛い子犬たちを悪人どもから救うため必死に努力する、が見どころの映画か。

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