2025年4月26日土曜日

ラヴィ・ド・ボエーム La vie de boheme 1992

アキ・カウリスマキ監督、芬蘭、103分、白黒映画、仏語。プッチーニの歌劇で有名な『ラ・ボエーム』であるが、原作であるミュルジェールの作品を基にしており、歌劇とは筋にずれがある。

作家のマルセル、画家のロドルフォ、作曲家のショナールの出会いがある。アルバニア人であるロドルフォはミミと出会う。ロドルフォは肖像画を書いてほしい金持ちと会って、儲ける。出来た金でミミを食事に誘う。財布をすられ、警察に通報される。パスポートが切れており、アルバニアへの送還となる。数年後、フランスに友人らの助けで戻ってきたが、ミミには新しい恋人が出来ていた。ミミはロドルフォに会い、彼の元に戻ってくる。しかし金がない。生活できず別れざるを得ない。最後に再びロドルフォと会うが、病を得ていた。入院するが最後には死ぬ。死後、ロドルフォが病院を去っていく場面で、日本語による「雪の降る街を」が流れる。

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