アキ・カウリスマキ監督、芬蘭、86分、白黒映画。シェイクスピアの『ハムレット』を基にして、現代の話にしている。自由にハムレットから取っており、『ハムレット』そのままの筋ではない。
社長が毒殺される。後を継いだ弟が今までの事業をやめて新規事業を起こそうとするが、死んだ社長の息子ハムレットは許さない。母親が叔父とぐるになっていると思い、父親殺害を思わせる劇を見せる。会社員の一人が戸棚に隠れていて銃で撃ち殺してしまう。その娘のオフィーリアはハムレットと相思の仲だったが、風呂で水死自殺をする。ハムレットを殺すつもりの毒薬を母親が誤って飲み、死ぬ。ハムレットは叔父を殺すが、自分も運転手が図った毒を飲んで死ぬ。運転手は恋人と一緒に逃げる。
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