2021年7月27日火曜日

悲恋の王女エリザベス Young Bess 1953

ジョージ・シドニー監督、米、112分、総天然色映画。エリザベス女王一世の若き日の映画化。ジーン・シモンズがエリザベスを演じる。

映画の前半は父王ヘンリー八世が妻を取り換える度に、幼いエリザベスは田舎に追いやられたり、王宮に戻ってきたりする。デボラ・カー演じる新妻はエリザベスの味方となった。ヘンリー八世が亡くなる。この後、映画では護国卿の伯父が悪役を一手に引き受け、その弟海軍卿はみんなに好かれ、シモンズ扮するエリザベスが恋する相手となる。ところが海軍卿は未亡人となったデボラ・カーと相思の間柄であり、それを知ったシモンズは弟の新王を働きかけ二人を結婚させる。映画はシモンズが海軍卿を慕うが、叶わぬ恋であり幾度かその恋情を訴えるものの、極端なところまでいかない。映画はエリザベス一世が戴冠するまで。

細部は作り物とは言え、実在の女王を描いた映画なので歴史の制約がある。シモンズは若い日のエリザベスを毅然たる姿で演じている。有名な俳優が多く出ており、観る価値はあるが、起伏はあまりない感じの映画である。

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