2021年7月31日土曜日

ろくでなし 昭和35年

吉田喜重監督、松竹、87分、白黒映画。

やる気のない、しかし青春のエネルギーのはけ口のない若者4人。そのうち一人が津川雅彦で、川津祐介は社長のドラ息子である。社長の命令で金を引き下ろして歩いている秘書の高千穂ひづるを4人は車に連れ込む。金を取るより何かして気分転換をしたかったのである。後に社長は息子の川津に金が欲しかったら直接言えと命令する。金のある川津にしても、川津にたかって金をせびろうとする仲間もみんな倦怠感であてのない生活を送っている。このうち、津川は高千穂からろくでなしと言われるが、お互い内心惹かれ合うところがあった。世話焼きの姉のように津川に忠告する。あんな仲間と付き合ってはいてはだめだ。自分の会社のアルバイトの世話までしてやる。しかし素直になれない津川はそっけない態度しかとれない。もう川津はこんな付き合いをやめようと言う。金のない、しかも金が必要な仲間は、今度こそ本当に高千穂から金を奪おうとする。しかも拳銃まで入手していた。その男が高千穂から金を奪おうとすると津川は止める。拳銃を出し撃つ。津川は男を轢き、傷を負いながら高千穂と口論する。

0 件のコメント:

コメントを投稿