2021年7月30日金曜日

ウォーリー Wall・e 2008

ピクサー、ディズニーのコンピューター・グラフィックスによる漫画映画。97分。

題になっているウォーリーとは未来の地球でゴミあるいはガラクタを片付けるロボットである。人類は荒廃した地球を後に宇宙船で飛び立っている。廃墟の建物が並ぶ土地で一人ガラクタの処理をしている。ゴキブリだけが他にいる。そんなところへ宇宙船が降り立った。中から出てきたのは白いロボットでイーヴァという名である。イーヴァは地球に植物の採取に来た。つまり人間が住める土地に戻っているかの調査である。なぜかウォーリーとイーヴァは感情を持っていてお互いを好きになる。この展開では、ウォーリーにしろイーヴァにしろ本当にロボットかと思いたくなる。実は掃除専門の奴隷がロボット化されたのが、ウォーリーではないかと思えてくる。それはともかく後に宇宙船がイーヴァを回収に来る。ウォーリーはイーヴァを追って宇宙船にしがみつき宇宙に出る。宇宙船の中では人間たちが車椅子と同等の機械に乗り運動不足で寝ながらの生活をしていた。船長も同様である。イーヴァは地球から採取してきた植物の鉢を持っているので大騒ぎになる。またドクター・スミスよろしく不正乗船のウォーリーも追われる。植物が地球にある、これは地球に戻れるという意味ではないか!と船長は判断し地球に舵をとろうとした。ところがHALよろしく舵形のロボットは阻止しようと、船長から見ると叛乱を始める。ロボットや住民たちの協力で舵形ロボットをやっつけ地球に帰郷する。

社会批判のメッセージ性が強烈で、宮崎駿も同様だが、最近は社会批判すなわち説教調が受けるのか。

0 件のコメント:

コメントを投稿