2021年6月24日木曜日

予審 Vorunterfuchung 1931

ローベルト・ジーオトマク監督、独、90分。

若い男は女と別れたがっている。女は中々離そうとしない。男には別に好きな女がいるからだ。その兄とは親友の関係。兄妹の父親は判事である。友人は自分が女に話をつけてこようと、男からアパートの合鍵を預かる。
後日、女が殺された。別れたがっていた男に嫌疑がかかる。予審判事を担当したのは、友人の父の判事である。判事は男に白状しろと迫るが、男は無実だと叫ぶばかりである。合鍵はどこだと聞いても黙秘するのみである。友人に渡した。友人に嫌疑がかかるのを恐れているのである。訊問が長く続く。
刑事が合鍵を持っている男を見つけたと判事に伝える。それが自分の息子だと知り驚愕する。控室で男と友人は鉢合わせする。
証人尋問で怪しいと思われる男が呼ばれる。その男は説明する。金が入っている鞄を見つけた。その持ち主が犯人だろう、ただ銃を持っているので気を付けた方がいいと。当該男は呼ばれ、問い詰められると銃を出し撃つ。

真犯人が見つかったので、容疑者だった男と友人である判事の息子は釈放となる。妹が男といい仲なので、男を晩餐に呼んでいいかと父親の判事に聞き、了解を得る。

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