2021年6月26日土曜日

戦慄! プルトニウム人間 The Amazing Colossal Man 1957

バート・Ⅰ・ゴードン監督、米、80分、白黒映画。

アメリカの平原、核実験をしようとしている。時間になったのに爆発しない。そこへ小型飛行機が飛んできて墜落する。塹壕で待機していた兵士は飛び出し救助に向かう。その時、核爆発が起こった。全身火傷で助かるはずもないのに、まだ生きている。婚約者が病院に駆けつける。なんと明くる朝、男は火傷がすっかり治り、元の肌に戻った。それだけではない。身体がどんどん大きくなる。もう病室に入っていられない。外にサーカス用のテントを張り、そこで暮らすようになる。世話する兵士や、慰めようとする婚約者にも当たり散らすだけである。なぜこんな目に自分が会わなくてはならないのか。ようやく治療薬が出来た。しかし巨人となった男は逃げだしていた。捜すが中々見つからない。比較的近くの都市がラスベガスでそこに行き、人々を驚かす。軍隊がやって来る。治療薬は巨人に対するため、ロケット砲のような注射器である。発射するがうまくいかず、その注射器を巨人は投げ返し、医師に当たって殺す。自分の婚約者だった女を捕まえ、近くのダムに行く。ダムで女を離せと説得され、女を下に降ろすとバズーカ砲の攻撃。巨人はダムに落ちる。

反核映画と言えないこともない。大怪獣が建物を破壊する類の映画ではない。

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