2020年7月30日木曜日

ノーベル殺人事件 Nobels testament 2012

ペーテル・フリント監督、スウェーデン、90分。

ノーベル賞の授賞式のダンスの場で、受賞者が狙撃される。受賞者は負傷、ダンスの相手の、選定委員会の委員長は死んだ。記事を取りに来ていた女記者が主人公である。暗殺の直前、不審な女の動作を見ていた。それで記者は警察から重要参考人として取り調べされ、また記事を書くことも禁止される。新聞社では女記者をこの事件のチームから外し、文芸部へ移す。

受賞者が標的になったとみんな思っているが、実際に殺された選定委員長(女)が最初から狙われていたのではないかと女記者は疑問を抱く。

選定委員会の委員たちに取材し、真相を探ろうとする。意見の対立があり、記者に情報を提供しようとした院生や、委員会の他の委員も殺されていく。最後に真相が分かり、またその際には記者も暗殺者の標的になるが、からくも逃れる。

ノーベル賞の選定に関しては様々な憶測がなされるが、本映画はこれを題材にしたスウェーデンならではというか、スウェーデンではどういう評判だったのかと思わせる。

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