2020年7月21日火曜日

華氏119 Fahrenheit 11/9 2018

マイケル・ムーア監督、米、128分。
トランプが大統領に当選したのはなぜか、アメリカの問題は何か、人々が改善のためにどう立ち上がっているか、の記録映画である。

マイケル・ムーアであるから、そのイデオロギーは分かっている。だからと言って最初から一方的な映画で、言いたいことは分かっている、で終わりの映画ではない。
様々な問題がある。それに対して、人々が改善しなくてはならない、何か行動を起こすべきだと感じ、実際に動く。積極的行動的であるべき、見過ごしてはいけないというアメリカの価値観が改めてわかる映画である。

華氏119という題は、同じ監督による同時多発テロとアメリカの対応を描いた映画『華氏911』から来ており、11/9はトランプ大統領の勝利宣言の日だそうだ。また元々はブラッドベリの小説『華氏451度』である(映画化もされている)。

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