2019年5月6日月曜日

資金源強奪 昭和50年

ふかくさきんじ監督(平仮名表記になっている)、東映、総天然色、92分。
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ムショ入りしても報われなかった北大路欣也の主人公が、仲間二人とやくざから大金をせしめる。しかもやくざの賭博の現場に殴り込み、その売り上げのカネを強奪するのである。やや非現実だが(あんなにうまく奪えるかと思う)そこは映画である。3億以上のカネだった。
奪われたやくざは、つながりのある清廉とは言い難い、梅宮辰夫扮する不良刑事に、カネを奪還するよう依頼する。仲間の一人がばれて捕まり、北大路が首謀だと吐く。北大路にカネを持って来させ、それを奪ったもう一人の仲間を梅宮が追いかける。仲間はトラックにはねられ死ぬ。鞄にはカネは入ってなく紙切れの束だった。

その後梅宮は北大路からカネを奪い返す。やくざのところへ持っていくと、もっとあったはずだと言われ報酬ももらえない。梅宮と北大路は組み、やくざからカネを取り返す算段を立てる。北大路がやくざのところに行く。その時通天閣の屋上から梅宮がライフルで、次々とやくざたちを狙撃し斃す(この辺も映画の特権を活かし、都合よく斃す)。
カネを再び奪った北大路らであるが、そこは自分のものとすべく、喧嘩になる。残りの仲間も死ぬ。北大路は梅宮を殴り倒し、ジープで去る。梅宮は倒れた体の下に数千万円の札束を持っていた。梅宮の若い妻が欲しがっているマンションがこれで買えると言う。

最後に北大路は飛行機で外国へ高飛びする。その前に自分を知っている女に会う。前に逃走に利用し、その代わり胸飾りを買ってやった女である。あわや警察に通報するかと思いきや、胸に飾りをつけている女は何も言わない。

こういう大金強奪映画は最後にそのカネが飛散するなど、誰のものにもならないといった結末をよく見る。ここでは北大路はうまくせしめ逃げる。北大路が元々好きだった情婦の大地喜和子は入所中、別のやくざの女になり、結局北大路からも捨てられる。

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