2019年5月31日金曜日

ガンマー第3号 宇宙大作戦 昭和43年

深作欣二監督、東映=ラム・フィルム、77分。
日米合作で、出演者は凡てアメリカ人という空想科学映画。

岩石の星が地球に向かっている。地球に衝突してしまう。その前に爆破の必要性がある。ロケットで乗りこみ、核爆弾を3碁設置。見事、星は爆破する。話はこれからである。

星で爆弾を設置していた最中、その星に生息する緑色の液体が宇宙飛行士の服に付いた。宇宙ステーションに戻ってきてから、それが繁殖し化物になる。最初は原因不明の乗組員たちの死亡が次々と起こる。そして遂に怪物の風貌が明らかになる。半円形の頭、一つ目、触手が何本もある。オバQみたいな体形である。劇場内に失笑が起こった。
後はこの化物退治なのだが、主役の軍人と、元々宇宙ステーションを仕切っていた男、二人は以前からの知り合いだった、の確執が一つの見物となる。

人によっては馬鹿馬鹿しい映画と評価されるだろう。馬鹿馬鹿しさの故に評価したい。また化物の造形が面白かった。看護婦役の金髪の女は007シリーズにも出ていたとか。
ともかくスター・ウォーズ以前の映画で、昔の空想科学映画然としている代物だが、自分としては大いに楽しめた。

0 件のコメント:

コメントを投稿