2018年11月12日月曜日

アリバイ 昭和38年

牛原陽一監督、日活、92分、白黒映画。
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実録風の犯罪映画。吉祥寺の新興住宅地で白昼、銃殺による殺人事件が起きる。犯人捜しに二谷英明と宮口精二の組の刑事が主に活躍する。物取りでなさそうに見えたが、後になって事件当日、百万円の小切手が郵送されていたとわかる。55年前の百万円である。送り主は被害者の税理士が以前働いていた会社の社長夫人であった。会社社長及び社長夫人(渡辺美佐子)から事情を聞く。

一方、使われた銃の出所は米軍からとわかる。米軍の銃のブローカーが容疑者として浮かび上がる。逮捕するがなかなか真犯人と断定する決め手が見つからない。
後にこのブローカーと社長夫人が元からの仲とわかる。しかし二人で事件の起こった時刻に薬局へ行った、そのアリバイが強力で崩せない。

以前働いていた会社の社長は、電器会社がテレビ開発に必要な費用の融通に関係していた。不正な融資であったが、社長は知り合いを紹介しただけだと言う。この不正融資に以前から関与していた社長を追っていた捜査二課も捜査に加わる。
アリバイ崩しと金融詐欺の両面から捜査は進んでいき、最後は電器会社からの証言で犯人逮捕に向かう。高飛びしようとする犯人らの家を襲う場面、用賀という設定だが随分草深いように見える。

映画の冒頭に警視庁の協力を得たと字幕が出る。全く関係ないが、この映画が出来た昭和38年は『天国と地獄』が公開された年であり、その予告編を見た男が誘拐殺人事件を起こした年であると思いだした。

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