2018年11月29日木曜日

ミス・エイプリル Fröken April 1958

スウェーデン映画、ヨーラン・イェンテレ監督、100分、総天然色映画。
中年の銀行家が若いバレリーナと知り合い、歌手になる。
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銀行家は41日の朝、手紙を受け取る。白い帽子をかぶった女性に会うと書いてある。車で銀行に向かう途中、下車して歩いていく。女性が目につく。自転車に乗った女性とぶつかり落とした鞄を渡す。白い帽子をかぶっていた。銀行に着く。取締役らとの会合で鞄を開け、書類を取り出そうとする。バレエ・シューズが入っていた。鞄を間違えたのだ。銀行から出て女性を捜す。ぶつかり彼女の帽子は飛んで車に潰される。その後彼女が劇場のバレリーナと知り劇場へ行く。そこで名前を言うと同名の応募者と勘違いされ、オーディションを受ける。彼の美声は感銘させ、合格と言われる。彼女を見つける。彼女は彼に協力すると約束する。

その日以来、銀行家と歌手の二重生活が始まる。彼女はみんなのアイドルである男の人気歌手に憧れていた。その歌手は実はドンファンで母親の支配を受けるマザコンであった。
銀行家は密かに彼女に帽子や花などを贈る。彼女は憧れている歌手からと勘違いし、歌手に押しかける。歌手は好きな女との仲を邪魔されて迷惑なだけである。

銀行家は住いを追い出された彼女たちを、叔父の家と言って自分の家に住まわせ、あらぬ疑いをもたれる。更に重要書類までなくす。誤解により彼は犯罪者にされ拘置所に入れられる。そこへ訪ねてきた彼女は彼の書いた字を見て、彼が自分のパトロンと初めて知る。
ドンファン歌手がのどをいため代役は銀行家しかいない、警官の監察つきで舞台に出る。ドタバタがあって終わる。映画は銀行家とバレリーナが新婚旅行に出かけるところで終わり。

現実にはありえないが、映画ではしょっちゅう起こる勘違い、誤解で話が進む、シンデレラストーリー。

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