2021年5月7日金曜日

赤と黒 Le Rouge et le noir 1954

クロード・オータン=ララ監督、仏伊、総天然色、192分。

スタンダールの原作をジェラール・フィリップ及びレナール夫人役でダニエル・ダリューが演じる。マチルド役は伊の女優アントネッラ・ルアルディである。19世紀前半のフランスの再現で、場所など書き割りのような背景の場面がある。実際の当時はこれらと似ていたのだろうかと思いながら観ていた。

黒澤明の『白痴』の運命と似ているところがあり、文芸大作であり当初完成した長さはカットされ公開された。その後見つかった分を含め今のところでは192分版が最長となっている。

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