2021年5月31日月曜日

ジョニー・ベリンダ Johnny Belinda 1948

ジーン・ネグレスコ監督、米、103分、白黒映画。

漁村に赴任してきた医師、農場主と知り合いになり、その娘ベリンダを知る。聾唖者である。ベリンダに関心を持った医師は手話を教える。それまで馬鹿と呼ばれていたベリンダは垢抜けする。そのせいで悲劇が起こる。今なら処置できるような悪運も当時は価値観が違うので、考えもしない。生まれた子供の名がジョニーである。医師に責任があると村で噂が流れ、後に村を去る。また新たな事件がベリンダにふりかかる。

どう考えても昔の映画と感じる。実際にあった事件が元らしいが、あまりに驚くべき展開で進み、現代の映画の感覚からして呆れてしまう。相手役の男も人間離れして理想的に描かれている。絶対に現代では作れるはずもない映画である。だからこそ価値があると言うべきか。主人公は賞をとったらしいが、一語も台詞がないから「こそ」取れたのだと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿