2021年5月3日月曜日

悪魔の倫理学 분노의 윤리학 2013

 パク・ミョンラン監督、韓国、108分。

若い女が殺され、関係する四人の男の奮闘、喧嘩ぶり。若い警察官は全くのオタクで、隣室の若い女の盗聴、録画をしていた。女の情人が大学教授、それが帰った後、元恋人が怒鳴りこんできて嫉妬のあまり女を絞殺する。警官は凡て録画盗聴で知っていたが自分のやっていることが犯罪なので何も言わない。死体の鑑定で大学教授が容疑者として逮捕される。他に女に金を貸していた高利貸しのやくざのボスがいてこれも介入してくる。盗聴警官、殺人犯の恋人、大学教授、高利貸し、この四人が自分の利益を守るため入り乱れてドタバタする映画。大学教授は完全に犯人扱いで、その夫人に真犯人が分かったと電話がある。高利貸しからである。夫人がその部屋に行ってみると、事故的な展開で一人が死に、他の男達も手傷を負っている。夫人は事情を聞き、他の男達の何人か死ぬ。真犯人は死なずに済み、大学教授は釈放されたが、財産は夫人にみんな持っていかれる。夫人のところには事情を知った女から金を出せという電話がかかってくる。

アメリカの、犯罪と喜劇がごったになっている映画を思い出せる作りである。

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