2018年1月30日火曜日

わかれ雲 昭和26年



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五所平之助監督の新東宝白黒映画。

女子大生5人が田舎(小淵沢)の駅に降り立つ。農村の調査に来たらしい。乗換用の列車を待っているうちに、一人の調子が悪くなる。近くの宿屋の女中の世話でそこで休む。残りの学生は立つ。宿屋で休む女子大生は人嫌いで、打ち解けない。川崎弘子演じる宿の女中は親切で、彼女は親近感を感じる。また率直な若い医者(沼田曜一)に惹かれる。継母がやって来るが冷たい対応で返してしまう。女中からこの土地へ来た事情を聞いたり、僻地へ診察に行く医者の後を追って手伝いするうちに彼女の心も穏やかになってくる。父親が出張先から宿屋へやって来る。父親に東京へ帰ったら、母と仲良くなるという。二人の帰京を見送る女中と医者。

戦後あまり経っていない頃の田舎町。電気が来ていない部落もある。イメージとおりの貧しい地方といった感じで懐かしさを感じる。
主人公の女子大生は沢村契恵子という女優であった。

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