2022年9月26日月曜日

神経衰弱ぎりぎりの女たち Mujeres al borde de un ataque de nervios 1988

ペドロ・アルモドバル監督、西、88分。

テレビ女優はある中年男と関係がある。今の場所を引き払い旅行に行こうとなる。今の家(マンション)を売りに出す。友人の女が来て自分の情人とその仲間がテロリストだったと告げる。テレビでやっていたテロはその連中の仕業と話す。警察に電話したらと忠告するが、共犯として捕まると友人は恐れる。
家を見に来た若い男女がいた。そのうちの男(アントニオ・バンデラスが眼鏡を掛けて演じる)は、実は情人である中年男の息子と分かった。その母親は随分前に別れて別居している。バンデラスは女優の友人に、弁護士に相談しろと勧める。女優は女弁護士のところに行くが喧嘩別れをする。女優は自分の情人がいくらでも女がいるので旅行に行く気はなくなる。
テロリストたちは、今度は空港に爆弾を仕掛けると女優の友人は聞いていた。バンデラスが早口で警察に電話する。後で刑事らが来て電話したのはここかと問い詰める。飲み物に入れた催眠薬でみんな眠る。
女優は空港にタクシーを走らす。テロリストが爆弾を仕掛けたストックホルム行きの機には情人が乗る予定だった。また情人の元妻は復讐のため拳銃で女優の情人、元夫を殺すつもりだった。空港で元妻の殺人を防ぎ、情人から感謝されるが、もう情人に興味のなくなっている女優は帰る。

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