2022年6月12日日曜日

警視庁物語 深夜便130号列車 昭和35年

飯塚増一監督、東映、80分、白黒映画、このシリーズでは長篇。

東京の汐留貨物駅に届いたトランクの引き取りがない。開けてみると女の死体だった。身元不明、コンタクトレンズを使っていた。発送元が大阪だったので、数人の刑事が大阪に飛ぶ。
大阪での聞き込みが色々あり大阪府警物語かと思ったが、結局元は東京からの発送と分かった。大阪に着いてから駅の間を回し、また東京向けに発送したという手の込んだやりようであった。
東京で発送した駅、隅田川駅で聞き込み。軽三輪で配達されたというが、最初聞き込んだ業者が嘘を言っていたと分かる。
また被害者についても判明する。三河島在住の化粧品販売員。軽三輪の業者に頼んだ男の住所に行き、そこで犯人と思しき男の名前を知る。故郷が愛知県というので刑事が一人飛ぶ。伊勢湾台風で浸水がまだ引いていない時期。犯人はいない。東京に帰ったか。
犯人の友人から犯人の恋人を聞く。船橋ヘルスセンターの踊り子。警察に連れてくる。犯人と逃げる気でいたらしい。相手が殺人犯だと知り驚く。犯人と待ち合わせ電車で西に行く予定だった。
女がいないので東京に戻ってくるだろう。刑事たちが列車に乗りこむ。この列車が103号。それと思しき若い男が二人いた。東京に着き、一人を抑えたら間違いだった。もう一人である。早朝の駅で捕物帳。犯人を捕まえる。

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