2021年4月24日土曜日

レディ・キラーズ The Ladykillers 2004

イーサン&ジョエル・コーエン監督、米、104分。イギリス映画『マダムと泥棒』(1955)の再映画化、元の映画も原題はThe Ladykillersで同じ。

ミシシッピ川河畔に近い田舎町に一人で住む黒人未亡人。トム・ハンクス演じる「教授」が下宿を借りにやって来る。ルネサンス期の音楽の専門家の他の4人の仲間と、地下室で練習したいと申し出る。実はハンクスらは泥棒でミシシッピ川に横付けされている船の中のカジノから金を盗み出すのが目的だった。地下室の壁を掘り進み、船から大金を盗む計画である。毎日音楽の練習と称してトンネルを掘っていた。世話焼きの夫人がいろいろ干渉してくるのでひどく困る。最後に金を盗み出し地下室で祝いをあげていたら、トンネル埋め立て用の爆発が予定外に起こる。夫人が慌てて地下室を覗くともうもうたる煙の中で札が舞っている。驚いた夫人が説明を求める。最初は誤魔化す気でいたが、最後には真実を話さなければならなくなる。夫人が以前より寄付している大学に出すか、あるいは警察に行けという。ハンクスは仲間たちと話し合い、夫人を殺すしかないとなる。くじ引きで誰がやるか決める。次々と試みるがみんな失敗し亡くなる。夫人は誰もいなくなった地下室に札束があるので警察に連絡する。警察はもらってしまえといい、大学に寄付したらどうかと提案する。これに夫人も賛成する。

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