2021年2月24日水曜日

殺人鬼 10 to midnigtt 1983

 トンプソン監督、米、103分、チャールズ・ブロンソン主演。

若い女の連続殺人が起こっている。映画では犯人青年の行動を描く。自分を侮辱した女を殺害するため裸になり、森の中でその女と恋人を殺害する。別の女の殺害では、映画館に入り若い女連れに声をかける。こうして現場不在証明を作る。映画の間に便所の窓から抜け出して女の殺害する。その後、また映画館に便所から戻り、女連れに再び声をかける。

男に目をつけたブロンソンは一応拘束するが、すぐに釈放されるのは明らかである。そのためブロンソンは容疑者の服に血がつけ、これが決定的証拠だとし、男は起訴される。容疑者の男はすぐにでっちあげだと叫ぶ。ブロンソンの相棒である若い刑事は不審に思い、ブロンソンの証拠捏造を突き止める。ブロンソンから話さないよう言われるが、刑事は偽証は出来ないとつっぱねる。裁判途中で取り下げを要請し、ブロンソンは首になる。

男をなおも執拗に付け回すブロンソンに男は怒る。ブロンソンの娘は看護婦であり、その寮に男は侵入する。ブロンソンには別の場所にいるかのように見せかけていた。寮に急ぐブロンソン。その間、男は看護婦3人を殺害していた。なおもブロンソンの娘を追い回す。娘は窓から抜け出し、走って逃げる。その後を裸で追う男。ブロンソンが立ちはだかった。男は捕まっても精神異常ですぐに釈放されるさとせせら笑う。ブロンソンの銃が火をふき、男は頭を撃ち抜かれて倒れる。

犯人の男の見栄えが良く、何人もの女を殺害する、更に最後に看護婦の寮で大量殺人が行われる。これらからしてテッド・バンディの事件を下敷きにして自由に脚色したとは明らかである。

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