2019年1月10日木曜日

ヨコハマBJブルース 昭和56年

工藤栄一監督、東映セントラルフィルム、112分、松田優作主演。
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元刑事の松田はロック歌手をしているが、それだけでは食っていけないので、私立探偵をしている。依頼で捜していた若い男は、横浜を仕切る組織のボスのところにいた。本人は帰る気はないと言い、依頼人である母親にそう告げる。

松田と親友の刑事は、組織に深入りし、危ないので刑事を辞めると松田に告げる。その時、銃声がなり刑事は倒れる。仲間の刑事は松田がやったのだと主張し、警察署で暴行を加える。
かつての恋人である亡くなった刑事の妻の情報その他から、組織の一員である男の犯行と知る。その男に近づくため、恋人であるゲイの男らを捕まえる。そこから知った麻薬取引に行くと亡くなった刑事の仲間がやって来て、悪人らを皆殺しにし、取引の金を奪おうとする。しかし刑事の乗った車は爆発する。

実は死んだはずの刑事は生きており、その刑事の仕組んだ芝居とわかる。松田は刑事を射殺する。刑事の妻、かつての恋人は船で去る。波止場に来た松田はカネの入った鞄を置いて去る。

単純に観ていると筋がよくわからない映画である。松田の原案とされているが、チャンドラーの『永いお別れ』に基づいている。松田の若き日をみる映画である。
題名にあるBJとは松田の映画内の名である。

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