2019年1月21日月曜日

時雨の記 平成10年

澤井信一郎監督、セントラル・アーツ=フジテレビジョン=東映ビデオ、116分。
吉永小百合と渡哲也による中年の恋。

会社重役の渡は、10年前会った時以来、忘れられない吉永に偶然再会し、それからは積極的に迫る。彼は妻や子供がいる、定年から遠くない歳である。吉永は今では良人はなく、生け花を生きがいとする。渡は鎌倉にある吉永宅に押しかけ、自分の思いを告げる。吉永は女らしく抑えて対応するが、もちろん内心はうれしい。二人で大和に遊ぶなど親交を深めていく。ここに二人で住みたいと渡は言う。

しかし渡には心臓に持病があり、突然死する危険があった。それが吉永宅で起こる。葬儀後、渡の妻は吉永宅に来て、渡の贈り物の陶器を投げつけ壊す。吉永は一人、渡との思い出の大和吉野に来る。

おいらくの恋と言うよりはまだ若い。それにしても中年の恋で、同様の『失楽園』に比べると当然ながら穏やかな進行である。
現在の日本のような高齢社会では、このような映画は関心を持つ者が多いと思われる。

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