2022年5月31日火曜日

警視庁物語 魔の伝言板 昭和33年

村山新治監督、東映、61分、白黒映画。

タクシーの運転手殺害が毎晩のようにあった。運転手の後ろから首を締めて殺した。しかしながらパトカーとあわや衝突しそうになり、立木にぶつかる。乗っていた男達はみんな逃げ出した。警官が追い一人捕まえる。トランクには運転手の死体があった。これで連日の運転手殺しが解決かと期待したが、捕まった男はその日だけ臨時の雇いであった。後の二人が主犯らしい。
また臨時に雇われたのは運転手がいなかったからで、その運転手も仲間であろう。一人別件で逮捕され犯人らしいが、黙秘権で口を割らない。仲間の間の連絡は上野駅の伝言板を利用しているらしい。
伝言板の近くに刑事たちは張り込む。またしばし留守をしていた運転手の特徴も禿とわかった。伝言板から男を追って刑事たちは跡をつける。ビンゴのホールで仲間と待ち合わせていた。二人が逃げようとするのを刑事たちは捕まえる。

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