2022年3月18日金曜日

昭和歌謡大全集 平成15年

篠原哲雄監督、シネカノン配給、112分、松田龍平、樋口可南子ほか出演。

6人の専門学校に通う若い男たちは集まってカラオケを歌うのが趣味。また歩いている女にいきなり性の欲望を告げたりもしている。ある日そのうちの一人が、ある女に歩行中ぶつけられ、その後を追う。鉄道沿線の畑に来た時、女を脅し、反抗されるといきなりのどをナイフで切りつけ死なす。
死体を最初に見つけた女は驚く。知り合いだったからだ。そこに落ちているバッヂを拾う。被害者も発見者もみどりという共通の名を持つ、離婚経験者の女6人の仲間だった。女たちは集り、証拠のバッヂを元に犯人を捜しあてる。
殺人者が道端で用を足している最中、自転車に乗り棒の先にナイフをつけた女が、犯人の首をナイフで刺し殺す。
その後は若い男たちと女たちの殺し合い。ほとんど荒唐無稽の展開となる。最後は松田龍平が簡易原爆を作り、ヘリコプターに乗って女たちの住む町の上空から落とし核爆発を起こさせる。題名は青年や女たちが歌う歌が昭和歌謡であることから。

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