2021年9月23日木曜日

巨人獣プルトニウム人間の逆襲 War of colossal beast 1958

バート・I・ゴードン監督、米、69分、白黒映画(一部色付き)。

『戦略! プルトニウム人間』1957の続篇である。前篇では核実験で放射能を浴びた主人公は巨大化し、軍隊によって攻撃されダムに落ちた。死んだかと思ったその巨大男が復活するのが本作である。映画はメキシコから始まる。トラックを駆けて逃げる少年。後で分かるが巨大男に追われていたである。アメリカから妹がやってきて巨大男は兄ではないかという。巨大男は捕まえられ、ロサンゼルスに送られる。
鎖で縛っておいたが、案の定、ちぎって逃げ出す。公園にいると発見される。おりしも児童生徒が天文台に見学に来ていた。子供たちの乗ったバスを掴んで持ち上げる。妹の説得で下に降ろす。これまでと悟ったか、高圧線の電線に自ら触れ自殺する。
この最後の場面だけ、色がつくのである。高圧線に触れる場面は後のゴジラでもあったが、ゴジラと違い人間が巨大化した獣なので高圧電流には耐えられない。

0 件のコメント:

コメントを投稿