2019年12月30日月曜日

エストラパード街 Rue de l'estrapade 1953年

ジャック・ベッケル監督、仏映画、85分、白黒映画。
仲の良い若い夫婦が、夫の浮気を元に別居の危機となるがもちろんお互い好き合っており、元の鞘に収まるまで。

カーレーサーの夫は別の女と火遊びをした。もう別れようとしたところを妻の友人に目撃され早速注進される。その前に妻は夫の職場を訪ねた際、何か別の女が来るらしいと分かり、怪しんでいた。友人からの情報で妻は家を出て、エストラパード街の高層アパートに部屋を借りる。その部屋の隣人が西洋人によくある、女に積極的な若い男で、妻に攻勢を仕掛ける。妻の方も男に対して礼を尽くそうとするつもりか、好意的に接する。図々しい男は妻と同じ部屋に居座るつもりまでになる。
この間、夫も妻もお互いが気になってよりを戻したいと思っている。妻も夫も相手に接しようと試みるが、誤解などですれ違いになる。最後には夫は妻を迎え、車でエストラパード街を後にする。

1950年代のパリの街が背景となる。夫婦の家は結構広く見えるが、映画なので普通より広くなっているのか、カーレーサーという職業は高給取りなのかと思った。

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