2019年2月26日火曜日

プリデスティネーション Predestination 2014

スピエリッグ監督、オーストラリア、97分。
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爆発を食い止める男が火傷を負う場面から映画は始まる。
爆発テロによりニューヨークで多数の死者が出たと報道が出る。

酒場で若い男がバーテンダーに自分の過去を物語る。実は女だった。捨て子で幼い時から学力、知力に優れていたが、周りとの協調ができず孤独であった。ある日、好きな男が出来たが、その男にも捨てられる。男の子供を産んだ。しかし子供は攫われる。絶望に陥った女は、自分が両性具有と告げられたので、男になる。自分を捨てた男に復讐したい。
バーテンダーはそれを聞き、その復讐をかなえてやるという。別の場所へ連れていかれる。そこでバーテンダーがタイムマシンを使い、犯罪を未然に防ぐ特別な警察官と分かる。

バーテンダーと共に若い男は過去に遡る。かつての女時代の自分に会う。自分の恋人は自分だった。以前の自分との間に出来た子供は、バーテンダーが攫い、更に過去に行き孤児院に預ける。自分が自分と結婚し自分を産んだという仕組みである。
バーテンダーと共に時間警察官となり、爆発魔を捕まえようとする。そこで冒頭の場面になるのだが、最後には更に驚くべき展開になっている。

これまた時空を駆け巡るという映画にもってこいの題材で、かなり凝った設定になっている。確かに感心するが、こういう時間のからくりをいつも観ていると、またかという印象がでてくるのも確かである。

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