2017年12月9日土曜日

閣下に報告 Poslušně hlásím 1958



カレル・ステクリー監督、脚本、バランドフ撮影所作品のチェコ総天然色映画。ハシェク原作の小説の映画化で『お人好しの兵士シュヴェイク』の続篇。
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シュヴェイクは列車で同室した将校の軽口をたたき、後で上官中尉は将校から𠮟責を受ける。列車を止めてしまったシュヴェイクは、駅で責任を問われる。他の兵士と飲んでいるうちに列車は発車。歩いて目的地に向かうよう言われる。途中で会った婦人などに言われ、どんどん別方向へ行ってしまう。敵スパイと間違えられ捕まってしまうが元の軍隊に戻る。

シュヴェイクがいなくなってしまったので、中尉は喜び代わりの当番兵を頼む。これがとんでもない大食漢で困らせる。シュヴェイクが戻りげんなりする中尉。
シュヴェイクは大食漢等と斥候に出される。たまたま水浴していたロシヤ兵の服をとって着るので、また敵と思われてしまう。シュヴェイクは目的地に着き仲間と談笑する。そこへ敵からの砲弾攻撃が始まり、建物等破壊され兵士も斃される。悠然と構えるシュヴェイク。

戦時にあって戦争にお構いなく超然とできるシュヴェイクはある意味庶民の理想の一つかもしれない。

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